炎の狼の伝説 · ワンタ種族

父は必ず帰ってくるから。

枯れた森の外で父を待つ、小さなワンタ。森の中には、戦う気持ちを失ったウルファントムがいます。

ワンタ · ウルフィ · ウルファイター · ウルファントム

ウルファントムが100回負けてもまた戦う理由
ウルファントムが100回負けてもまた戦う理由
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MOANIIMOによる導入 · ゲーム原文ではありません

最強を夢見る炎の狼たちにとって、狼牙千樹は強さを証明する場所です。けれど木々は枯れ、ウルファントムは森に閉じ込められました。森の外の小さなワンタは、父はただ道に迷っただけだと信じています。

ゲーム原文

それでも私はここで待ち続ける。父が帰って来ると信じて。
旅路「狼牙千樹の伝説」 · 「闘士」 · 話し手:最強のワンタ
この物語の目次

ここからはゲームの文章で物語をたどります。引用の下に図鑑・会話・クエストの出典があります。

CHAPTER 01

狼牙千樹

MOANIIMOの案内旅路「闘士」の舞台は、ロウガ峰の狼魂樹の森です。

ウルファントムが青い魂の狼の頭たちとともに、夜に身を低くしているカットシーンの場面
ゲームのカットシーン — 「よく見ておけ。この老いぼれが火の伝授をする!」

ゲーム原文

レーヴェ教官のそばにいるウルファイターのイージュは、「闘士の真髄」を探求する授業を開設した。そしてその答えは狼牙千樹にあるようだ。ウルファントムにまつわる物語を探ってみよう!さらに手がかりを見つければ、イージュのほうから話しかけてくるかもしれない。
クエスト紹介 · 手がかり · 「手がかり:闘士の真髄」
「強くなれ、強くなれ、最強になるまで!」――それはワンタ種族が生まれながらに背負う宿命だ。ウルフィの強者たちは己の限界を超え、強大なウルファイターになることを求めて狼牙千樹で決闘する。しかし、その多くは無念と後悔を抱いたまま倒れていく。彼らの体は狼魂樹へと変わっても、魂は消えず、なお「強くなる」という宿命に囚われ、その束縛から逃れようともしない。
アイテム「不滅の狼魂」
倒したウルファントムは、狼魂樹の伝説について語った。それによると、死んだ強者の背骨が狼魂樹となり、無数の強者から「狼牙千樹」が生まれ、咲き誇る姿は不滅の炎のようだったそうだ。しかしイージュが炎を持ち去ってからロウガ峰は衰退し、彼らもこの地に囚われ、もはや戦いは望んでいないという。
会話の要約「狼魂樹の伝説」 · 旅路「狼牙千樹の伝説」 · 「闘士」

CHAPTER 02

焚き火のそばの怪談

MOANIIMOの案内夜になると、枯れた森の外でワンタたちが焚き火を囲んで話をします。

ゲーム原文

夜、ロウガ峰の枯れた森の外で、ワンタの群れが焚き火を囲んで、「怪談」を語っているようだ。一体何を話しているのだろう?狼の頭が……空を飛ぶ?
クエスト紹介 · 手がかり · 「手がかり:狼の頭が空を飛ぶ?」
枯れた森の周辺にたき火があり、そばでワンタたちが森の中の狼魂花と幽霊の伝説について話している。ウルフィは、みんなで力を合わせればなんとかなると励ます。
会話の要約「幽霊伝説」 · 手がかり · 「手がかり:狼の頭が空を飛ぶ?」

CHAPTER 03

ワンタたちが伝える闘士の伝説

MOANIIMOの案内峰のワンタたちは、それぞれが知っている闘士の伝説を聞かせてくれます。

ワンタ三匹が岩のまわりで叫ぶカットシーンの場面
ゲームのカットシーン — 「立ち上がって!負けを認めちゃダメだ!」

ゲーム原文

ほのかに香るワンタを見つけたところ、ワンタは狼牙千樹の伝説に聞き入ってしまい、ついじっとしていたのだという。ワンタによると、「イージュ」の称号を得られるのは最強のウルファイターだけで、先代のイージュもまた最強とされ、狼魂樹で一度も負けたことがなかったそうだ。
会話の要約「イージュの伝説」 · 旅路「狼牙千樹の伝説」 · 「闘士」
ワンタから迷子の闘士にまつわる話を耳にする。その闘士はとても強いウルフィだったがひどい方向音痴で、「狼牙千樹へ行って狼魂樹に認められたら帰る」と言い残し、二度と戻ってこなかったという。しかしワンタは、狼牙千樹が枯れてしまったせいで道に迷っているのだと信じ、父親の帰りをずっと待っている。
会話の要約「迷子の闘士伝説」 · 旅路「狼牙千樹の伝説」 · 「闘士」
噂好きのワンタは、「百勝闘士の伝説」について語った。ある伝説のウルフィが百連勝の記録を打ち立てたといい、ワンタはその闘士に強く憧れ、話を聞くためにロウガ峰中を駆け回ったそうだ。百勝闘士がさらなる勝利を重ねることを願い、もし出会ったらその思いを伝えてほしいとあなたに頼んだ。
会話の要約「百勝闘士伝説」 · 旅路「狼牙千樹の伝説」 · 「闘士」

CHAPTER 04

立ち聞きする者

ゲーム原文

ウルファントムたちが集まり、最強のウルファイターになれなくても戦い続けるべきか、自分たちはなぜこんな姿になってしまったのかと話し合っている。やがて1体のウルファントムは、娘が自分を待っているからと、もう一度戦うことを決意する。
会話の要約「戦う理由」 · ワールドの噂 · 「噂:盗み聞きⅠ」

CHAPTER 05

真の決戦

MOANIIMOの案内旅路「闘士」の後半と結末です。

この章の続きを開くネタバレ · クエストの結末を含む
満月の下で二匹の狼がぶつかり合うカットシーンの場面
ゲームのカットシーン — 「負けるのは怖くない。だが、なんとしても勝ちたい!!」

ゲーム原文

再びウルファントムを訪ねると、負けたら娘に顔向けできないと心配するあまり、すっかり塞ぎ込んでしまっていた。断片的な話から、この物静かなウルファントムこそが百勝闘士だったことが明らかになる。しかし実際は、イージュに100回挑戦して100回とも敗れていた。一度は戦うことを諦めたが、今は吹っ切れ、たとえ102回目の敗北を喫することになっても受け入れ、次の勝利を目指す覚悟を決めていた。
会話の要約「百敗闘士」 · ワールドの噂 · 「噂:盗み聞きⅡ」
見つけたウルファントムのノートをセインに手渡す。彼によると、ウルファントムの正体は闘志を失った強者ウルフィの魂であり、足の鎖は彼らの心を縛る枷なのだという。さらにセインは狼牙千樹の伝説についても語ってくれた。大地の変動によって枯れた狼魂樹は、イージュが決闘で燃やした闘志を糧に再び育まれたという。つまり狼牙千樹を咲かせるには、何よりも純粋な闘志が必要なのだ。
会話の要約「ウルファントムの過去」
ウルファントムの3つの魂とは、伝説の3体の闘士——迷子闘士、不老闘士、百勝闘士のことだった。彼らは外の世界の話を聞いて闘志を取り戻し、あなたに真の戦いを挑んだ。
会話の要約「真の決戦」 · 旅路「狼牙千樹の伝説」 · 「闘士」
ウルファントムを倒すと狼牙千樹の狼魂樹が再び花を咲かせ、3体は絶望の淵に立たされても戦い続ける者だけが真の闘士なのだと悟り、誇りを取り戻させてくれたあなたに感謝する。あなたは彼らを旅に誘うが、大所帯になるからとやんわり断られ、走り去る彼らを見送った。
会話の要約「咲き誇る狼魂樹」 · 旅路「狼牙千樹の伝説」 · 「闘士」

読み終えて · MOANIIMOの解釈

同じゲームの文章を、MOANIIMOの視点でまとめてみました。公式設定ではありません · 結末に触れます

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物語に登場するアニモをもっと知る

ワンタ

火 · ルミナ期
いつか最強のウルファイターになることを夢見る小さな火種。原文 10

図鑑の原文

活発で落ち着きがなく、いつもウルフィの後ろについていくのが好き。ふかふかの炭の毛の中にくすぶる火花が混ざっており、火花が集まって燃え上がると成長する。
図鑑 · 基本
山地に生息するワンタ。体毛が岩の色に変化し、山地の強風に吹かれて少しボサボサになっている。
図鑑 · 高地
日当たりの良い山林に生息するワンタ。毛先が暖かい黄金色をしており、走るとまるで太陽の光が足跡を残したように見える。
図鑑 · 山林

生態特性

道を塞ぐフジヅル、邪魔な木箱……ワンタの気に入らない物は、火の玉を放って焼き払おう!
生態特性「炎の力」
活発に動き回るワンタは雲のようにふわふわした羊が飛び立つ時の様子がとても面白いと思っている。
生態特性「生存本能」
たとえ炎がか細くても、ワンタは鍛錬を続ける。いつの日か、その炎は燎原の烈火となるだろう
生態特性「小さな火種」
灼熱のチビ狼爪は、山あいを巡る厳寒を目の敵にしている
生態特性「氷火宿敵」

進化

躍動する姿は、烈火のようにまばゆい。
進化 · ワンタ → ウルフィ

物語の中のワンタ

その「イージュ」になるのが、僕たちが生まれたときからの夢なんだ。 どうしてそう思うようになったかはわかんないけど。 多分、燃え盛る炎に憧れたんだと思う。
旅路「狼牙千樹の伝説」 · 「闘士」 · 話し手:ほのかに香るワンタ
それでも私はここで待ち続ける。父が帰って来ると信じて。
旅路「狼牙千樹の伝説」 · 「闘士」 · 話し手:最強のワンタ

名前のある個体ほのかに香るワンタ, 最強のワンタ, 噂好きのワンタ

関係進化後ウルフィおすすめパートナーホムラン

ウルフィ

火 · ガンマ期
ワンタを率いて教える、群れのボス。原文 9

図鑑の原文

常に群れで行動し、忠誠と団結を非常に重視している。冷静で集中した眼差しの奥には、炎のように燃え盛る心がある。
図鑑 · 基本
山地に生息するオオカミの群れ。毛色は環境に溶け込みやすくなっており、よく高熱地帯を走るため四肢も溶岩の殻で覆われている。
図鑑 · 高地
山林に生息している。濃い体毛の先端の金色が非常に目立ち、それは群れの強者としての自信と誇りの表れである。
図鑑 · 山林

生態特性

ウルフィは、強さを求めるワンタを指導することもある
生態特性「リーダーの風格」
仲間を傷つける者を、ウルフィは決して見過ごさない
生態特性「リーダーの責務」
炎を操るウルフィは、炎が戦い以外にもさまざまな用途を持つことを知っている
生態特性「烈火を御す」

進化

拳に燃え上がる闘志は、消えることのない炎のようだ。
進化 · ウルフィ → ウルファイター
3つの首が共鳴し、復讐の魂が凝集する。
進化 · ウルフィ → ウルファントム

物語の中のウルフィ

ウルフィ・オメガから不老闘士の伝説を耳にする。ウルフィは若い頃に先代のウルフィ・オメガを倒してその座を手に入れたそうだ。今では若い世代から度々挑戦を受け、衰えを感じることも多いという。しかし、この場所を離れた先代が不老闘士として名を馳せたと聞き、自分も山を下りてから何ができるだろうかと考え始めている。
会話の要約「不老闘士伝説」 · 旅路「狼牙千樹の伝説」 · 「闘士」
関係進化前ワンタ進化後ウルファイターウルファントムおすすめパートナーホムラン

ウルファイター

火 · ノヴァ期
強い相手の前でさらに熱くなる闘士。その中の最強は「イージュ」と呼ばれる。原文 10

図鑑の原文

負けず嫌いな性格で、相手が強敵であるほど血が騒ぐ。なぜなら、烈火とコークスが自身を強くした印を残すからだ。
図鑑 · 基本
溶岩山で壁に向かって格闘の練習をよくしているため、前足に溶岩の層が凝結しており、ターゲットに命中した時により高いダメージを叩き出せる。
図鑑 · 高地
落雷の試練を経験した後、筋肉は電流の刺激によってさらに発達し、体表の炎も十分に燃焼することで明るい青色を呈している。
図鑑 · 雷雨
虹色のエネルギーが胸の傷から火炎パワーを噴き出させ、まばゆい光が体を包み込んでいる。 少し近づくだけでも、熱が増していくのを感じられる。
図鑑 · 虹色
山林に生息するウルファイター。まるで太陽の光をすべて毛に吸収したかのように、眩しい金色の輝きを放っている。
図鑑 · 山林

生態特性

ウルファイターは相手がいなければ、仮想敵を相手に格闘技術を磨く
生態特性「仮想敵」
不滅の戦意が胸の炎と共に燃え上がる。より強い相手との勝負を待ち望んでいる
生態特性「虹色フォーム」
ウルファイターの火炎とびげりは高いジャンプが特徴。足を振り下ろす勢いを利用することで威力が増し、ハイジャンプで相手の攻撃を回避できる
生態特性「ハイジャンプで素早く回避」

物語の中のウルファイター

強者は死してなお狼牙千樹と化す。闘志の糧なき者は朽ち、 闘志の糧ある者は生きる。烈火のようにな。
旅路「狼牙千樹の伝説」 · 「拳Ⅰ」 · 話し手:イージュ
イージュがロウガ峰で生まれたのは、ずっと昔のことだ。 彼はほとんど時間をかけずに、最強のワンタになった。そしてさらに強いウルフィになった。その後、ロウガ峰全体で認められた最強のウルファイターになった——「イージュ」という名前は代々受け継がれる最強の称号だが、彼は「イージュの中のイージュ」と呼ばれた。 彼の体の中には決して消えない炎の塊があるようだ。その炎は彼に戦いを激しく渇望させ、もっと激しく燃え上がりたいと渇望させる。あの頃、彼の目には自分より拳の硬い者しか映っていなかった。他には?何も見えない。彼はただ強くなりたい、もっと強くなりたい、最強になるまで。 ロウガ峰の強者たちは、彼に打ち負かされるのを待っている相手に過ぎなかった。 ———— その後、相手がいなくなった。 彼は戦える者とはすべて戦い、勝てる者にはすべて勝った。勝利はあまりにも容易になり、戦闘は味気ないものになった。彼は狼牙千樹の中央に立ち、枯れ果てた狼魂樹を眺めながら、ふと……何も面白いことがないと思った。 彼は相手を失い、目標も失った。体の中の炎はまだ燃えているが、どこに向かって燃えればいいのかわからない。 それはとても寂しい日々だった。 ———— そして、外から来た者が現れた。 彼はレーヴェという名で、言葉は通じず、普通の方法ではコミュニケーションが取れなかった。しかし彼はとても賢かった——彼は、拳でコミュニケーションをとるのが一番効果的だと気づいた。 彼らは99回戦った。イージュは99回負けた。 ひどく負けた。何度も何度も負けた。しかしイージュは悔しくなかった——むしろ、体の中の消えかけていた炎が、また燃え上がったような気がした。 「俺と一緒に外の世界へ行きたくないか?」レーヴェは彼を倒すたびにそう聞いた。「もっと強くなれるぞ」 99回目に倒れた時、イージュは言った。「ああ」 負けたから頭を下げたのではない。ついに自分より拳の硬い人間を見つけたからだ。この人についていけば、自分がどこまで行けるのか知りたかった。 ———— ロウガ峰を離れてから、イージュは徐々にあることを理解した—— 「勝つ」ことは終点ではない。 少年の頃は拳で道を切り開き、青年の頃はそれで「最強」の肩書きを手に入れ、その後……拳は彼が世界を見るための手段になった。回り道をして今日まで歩んできて、唯一変わっていないのは、彼がずっと自分のこの両拳を信じているということだ。 彼は多くのものを捨ててきた。少年の頃の心意気、ライバル、そして「最強」の肩書き。でも、寂しいとは思わなかった。 あいつがまだ向こうにいるからかもしれない。拳を握りしめた時の感覚が、少しも変わっていないからかもしれない。 ———— イージュは今、レーヴェのそばから離れることはほとんどなくなった。 彼が弱くなったからではなく、レーヴェが変わったからだ。かつて拳で彼を99回打ち負かしたあの男は、今では重傷を負い、イージュとリンクする能力さえ失ってしまった。レーヴェの身に一体何が起きたのか?イージュにはわからない。あなたにもわからない。 しかし、一つだけ、イージュにははっきりとわかっていることがある—— レーヴェは闘志を失っていない。イージュも同じだ。 彼らの間にもう100回目の戦いはない。それは戦いたくないからではなく……勝負よりも重要なものがあるからだ。イージュはかつて「拳」の意義は相手を倒すことだと思っていたが、その後、拳の意義は常に次の戦いをもたらし、そして共に並んで立つことを厭わない人を見つけることができることだと理解した。 狼牙千樹は彼のために咲き誇り、ウルファントムのためにも咲き誇った。 イージュは知っている。炎は決して消えることはなく、狼牙千樹だけで燃えるわけでもないことを。
アイテム「拳」

名前のある個体イージュ

関係進化前ウルフィおすすめパートナーホムランユメアゲハ

ウルファントム

火 · ノヴァ期
強者に敗れたウルフィたちの魂。再び戦う理由を探す老いた闘士たち。原文 10ネタバレ · 結末を含む

図鑑の原文

強者に挑戦して敗れたウルフィが、同じく悔しさを抱えたまま倒れた仲間たちの魂を吸収し、復讐の欲望を原動力として行動している。
図鑑 · 基本
復讐の烈炎は虹色天象に駆られてますます猛り狂い、ウルファントムの体躯を焦がす。体を離れた魂のこうべは我にもなく雄たけびを上げ、心が凍てつくような鋭い威圧を全身から放つ。
図鑑 · 虹色

生態特性

3つの頭はいつも意見が合わず、どちらの足から踏み出すかといった些細なことでも言い争う
生態特性「終わらないケンカ」
命が尽きても魂はさらに強くなりたいという思いに囚われているのは幸せ、それとも不幸?
生態特性「囚われの魂」

物語の中のウルファントム

意気消沈するウルファントムは、強者の戦いを求めているなら昼間に出直せと告げた。夜ここにいる自分たちのような老いぼれを相手にしても、得るものはないというのだ。だがそれでも挑戦するというのなら、相手をしてやってもいいという。
会話の要約「初めての挑戦」
ならよかった。私の研究対象はオオカミタイプで、 今は最も神秘的な「ウルファントム」について調べているんだ。 ウルフィの群れから生まれるらしい。私もウルフィを何匹か飼っているんだが、非常に好戦的でね。
会話 · 話し手:ナイトウルフ
ウルファントムのことを知れば知るほど、本当に不思議なアニモだと 感じる。敗北の悔しさの炎から生まれ、絶え間ない敗北の中で何度も 自分自身に打ち勝ち、ついには無敵になるまで戦い続けるのだから。
会話 · 話し手:ナイトウルフ
グレーメインは、ウルフィ種族の中でも屈指の伝説的な強者だった。彼の体からは常に、嗅ぐ者を酔わせるような炎の香りが漂っていた。それは数え切れぬ戦闘を経て身についたオーラであり、まるで毛の一本一本に燃え盛る闘志が宿っているかのようだった。 娘が生まれた日、グレーメインは巣穴の前に立ち、彼方にそびえる狼牙千樹を見やり、誓いを立てた。 「いつか俺は、あの樹に満開の花を咲かせてやる。その時、娘も知るだろう。自分の父親が最強のウルファイターなのだと」 しかし、グレーメインには一つだけ致命的な欠点があった。 極めつきの方向音痴なのだ。 挑戦に出かけるたび、彼が戦闘に費やす時間は旅全体の20分の1ほどで、残りのほとんどは道を探すことに費やされていた。かつて北の境にいるグレイシャーに挑んだ時には、なんと3か月も遠回りした挙げ句、最後にはうっかりボーンスキー種族の領地へ迷い込み、突然のことに驚いた彼らを逃げ惑わせた。また、獲物を追っているうちにポプリ郷の境までたどり着き、希少な香料源に目をつけた調香師たちから、三日三晩追い回されたこともある。 だが、グレーメインは「道に迷うのも修行の一環だ」と考え、一度も問題にしたことはなかった。娘にも常々、こう語っていた。 「俺は道に迷うたび、思わぬ相手と出会い、思いもよらぬ収穫を得てきた」 娘は成長するにつれ、父親の帰りが遅いことにも慣れ、戦闘で負傷していないかと心配することもなくなった。それよりも彼女が心配していたのは、父が迷いに迷って世界の果てまで行ってしまい、そのまま帰れなくなることだった。 その日、グレーメインは娘に言った。 「狼牙千樹へ行ってくる。イージュのように狼魂樹に認められ、花を咲かせることができたら帰ってくる」 グレーメインは旅立った。 しかも今回は、道に迷うことなく狼牙千樹へたどり着き、枯れ果てた狼魂樹の前に立った。 ところが、花は咲かなかった。 彼がどれほど闘志を燃やしても、枯れた樹は何の反応も示さなかった。木々は無言のまま、まるで彼の弱さをあざ笑うかのように立ち尽くしていた。 「まだ強さが足りなかったか……」 そう言って、彼は待ち始めた。狼牙千樹は、イージュが現れると炎のごとく咲き乱れる——そう聞いたことがあったからだ。 そこに希望を見いだした。イージュにできたのなら、自分にもできるはずだ、と。 そして、イージュに挑んでは敗れた。 「俺が最強のウルファイターになれば、狼魂樹は認めてくれるはずだ」 彼はその考えを、かたくなに信じ続けた。 しかし、彼は知らなかった。 狼魂樹が「最強」のために花を咲かせたことなど、一度もないということを。 幾日、幾年と時が過ぎ、グレーメインは血気盛んな壮年の狼から、灰色の毛をまとった老狼へと変わっていた。度重なる失敗によって闘志は少しずつすり減り、その炎も、枯れた狼魂樹の下で次第に小さくなっていった。 ある日、グレーメインは、自分が狼牙千樹のもとから動けなくなっていることに気づいた。 目に見えない鎖が、その脚に巻きついていた。 それは、己が己にかけた枷だった。「必ず最強になる」という執着と、「今さら娘に顔向けできない」という悔恨—— そうして、彼はウルファントムになり果てた。 もう道に迷うことはない。どこにも行けないからだ。 彼は狼牙千樹に囚われ、枯れた狼魂樹とともに朽ちていくばかりだった。時折、娘のことを思い出す。自分の尻尾を追いかけて、くるくると回っていた幼い彼女。「お父さん、今日もどこかで迷ってた?」と尋ねる、くりくりとした彼女の瞳を—— 「家に……帰る……」 ウルファントムとなったグレーメインは呟いた。 「俺はまだ、戦い続けねばならんのか?」 彼は知らない。 娘が彼を責めたことなど、一度もない。 あのワンタは今も、枯れた森の外で待ち続けている。父親はただの「迷子の闘士」で、家へ帰る道を見つけられずにいるだけなのだと、そう信じながら。
アイテム「ソウルダスト・ウルファントム」
ジンはかつて、ワンタ種族を率いるウルフィ・オメガだった。 若かりし頃の彼は、誰よりも威勢のいいワンタだった。毎日のように先代の尻尾を追いかけては戦いを挑み、転んで口の中まで泥だらけになっても、何度でも立ち上がった。そしてある日、ついに勝利を収めた。先代は彼を一瞥すると、背を向けて山頂を下っていった。 「勝った」ジンは自分に言い聞かせた。「俺が最強だ」 だが、すぐに気づいた。最強になれば終わりなのではなく、その先にはさらなる挑戦が待っているのだと。 若いワンタたちは、自分のほうが強いと証明するため、次々と挑戦してきた。ジンはそのたびに彼らを退けたが、勝利を重ねるうちに、わずかな疲れを感じるようになった。 「俺は老いたのか?」 彼の炎は今なお激しく燃え、力も衰えてはいなかった。しかし、心は少しずつ弱り始めていた。彼は敗北を恐れるようになった。敗北そのものが怖いのではない。負けることが、「俺は老いた。もう駄目だ」という証しになるのが怖かったのだ。 その恐れが頂点に達したのは、若いワンタに敗れた日だった。 その日、地面に倒れたジンは、勝利を渇望する目で自分を見下ろす若いウルフィを見つめた。そして、先代の尻尾を追いかけ回していた、かつての自分を思い出した。 「俺の負けだ」ジンは言った。「ボスの座はお前のものだ」 肩の荷が下りたような安堵を覚える一方で、大きな喪失感にも襲われた。これから自分に何ができるのか、分からなかった。あまりにも長くボスを務め、狼たちから仰ぎ見られることに慣れきっていたため、普通の狼としてどう生きればいいのかを忘れていたのだ。 「俺は狼牙千樹へ行くべきなのかもしれん……」ジンは呟いた。 「どうせ重荷を下ろしたんだ……最後にもう一度、思い切り暴れてみるか?」 彼はイージュに挑んだ。 そして、すべてが終わった。 イージュは、たった一撃でジンを倒した。ジンは狼牙千樹の地に横たわり、枯れ果てた狼魂樹を見つめながら、不意に笑った。 「俺も本当に老いたな。立ち上がる力さえ残ってねぇ——」 しかし、かつてジンに敗れた先代ボスは、山を下りた後も「不老闘士」としてロウガ峰にその名を残していた。 先代は山を離れてからも、ロウガ峰のあちこちに足跡を刻んでいた。若いワンタたちに戦い方を教え、傷ついたワンタが家へ帰るのを助け、ボーンスキー種族の襲撃をたった一匹で退けたことさえあった。 「彼は老いたんじゃない。戦い方を変えただけだ」彼に助けられたワンタたちは、そう語っていた。 だが、ジンはそのことを知らなかった。彼は狼牙千樹に囚われ、ウルファントムへと変わってしまった。その脚は「老い」という鎖に縛られ、心は「無力感」という塵に覆われていた。 「俺は何もできぬほど老いてしまった」ジンは嘆いた。 山の麓で今も炎が燃え続けていることを、彼は知らなかった。 山を下りることは終わりではなく、火を受け継ぐ者たちへ、その炎を託す始まりだったのかもしれない。
アイテム「ソウルダスト・年老いたウルファントム」
赤炎はワンタ種族で唯一「百勝」伝説を残したウルフィだ。 彼は群れを離れて生きる一匹狼だった。家族も仲間もなく、決して引っ込めることのない鋭い爪と、戦いを求め続ける心だけを持っていた。 百戦百勝。 この記録により、赤炎は多くのワンタたちの憧れとなった。彼らは赤炎の戦いを語り継ぎ、その一挙一動をまねながら、いつか赤炎のように強くなることを夢見ていた。 だが、赤炎は満たされていなかった。 「勝つのは簡単すぎる」彼は自分を慕うワンタにそう語ったことがある。「俺が求めているのは勝利じゃない。戦いそのものだ」 そのワンタにはこの言葉の意味が分からなかった。ただ、赤炎を見つめる憧れの眼差しは、いっそう強くなった。 イージュが現れるまでは。 あの日、赤炎は初めて敗北を味わった。イージュはたった一撃で、赤炎を地面に叩きつけた。 赤炎は立ち上がり、再び突進した。だが、また倒された。再び立ち上がっては、また倒された…… その一戦で、赤炎は7回敗れた。 「あり得ん…」赤炎は狼牙千樹の下に横たわり、枯れた狼魂樹を眺めながら言った。「俺は無敵で、百勝闘士のはずだ……」 彼はイージュへの挑戦に固執していった。1回、2回、3回……どれもが敗北に終わった。彼が誇っていた速さはイージュの前では何の意味もなさず、相手をバッタバッタと倒していた力はイージュの前ではそよ風のように無力だった。 10回目に敗北した時、赤炎は己を疑い始めた。 50回目に敗北した時には戦うのが恐ろしくなってきた。 99回目の敗北で完全に闘志を失った。 100回目に敗れた日、赤炎は狼牙千樹の中央に立ち、天を仰いで長く吠えた。それは戦いの雄叫びではなく、悲痛な嘆きだった。 「俺は負けた、完膚なきまでに。俺は百勝闘士ではなく、百敗闘士だ」 その瞬間、赤炎の足に一本の鎖が現れた。その鎖の名は「敗北への恐れ」、そして「完璧ではない自分を受け入れられない心」。 こうして赤炎はウルファントムになった。 もう誰にも挑まず、誰からの挑戦も受けない。ただ黙ったまま、狼牙千樹の片隅に立ち尽くしている。枯れた木のように、冷たい石のように…… 「百勝闘士は死んだ」、名を尋ねる狼が現れるたび、赤炎はそう答えた。「今いるのは、百敗闘士だけだ」 だが彼の心の中には今もある声がこだましていた。昔、自分を崇拝していたワンタの言葉だ。 「あなたの新たな勝利の物語が聞けるのを心の底から楽しみにしています!」 赤炎は目を閉じた。新たな勝利の物語……そんなものがまだあり得るだろうか?
アイテム「ソウルダスト・寡黙なウルファントム」

名前のある個体年老いたウルファントム, 寡黙なウルファントム

関係進化前ウルフィおすすめパートナーマジョボウソウアロマドリ

登場するクエスト

原文はゲームの文章を一字一句そのまま載せ、書式の記号だけを取り除いています。「MOANIIMOの解釈」は同じページの原文だけを根拠にしたサイトの解釈で、公式設定ではありません。